ライフオーガナイザー®の山田由乃(ゆの)です。
植物と心地よく暮らしたい方のための
片づけサポートをしています。
自らの暮らしを含めブログを発信中。
ご訪問頂きありがとうございます。
先日、手放したものがあります。
それはパントリーに置いていた、
ホームベーカリー。(以降HB)
![](https://www.kurashino-ne.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_8307.png)
機械の表記を見たら、2009年製でした。
結婚した年に購入したもので、
14年ほど家族の生活に連れそってくれたもの。
使用頻度が減ったHBを見ながら
モヤモヤした気持ちもあり、
今後どうしようか結構悩みました。
そこで「持ちたい理由」と「モヤモヤの理由」を
明確にして、比べてみたんです。
「持ちたい理由」を考えてみた
HBをもっておきたい理由は3つ。
①夫婦思い出の品だから
➁まだ動くから
③面倒な作業にも使えて便利だから
ずっと神奈川で生活していて、
結婚と同時に夫の転勤先の香川県で
新婚生活を始めた私でしたが、
結婚前にはまっていたのが、
実家のHBで作る焼き立てパン。
「結婚して見知らぬ土地に行っても
焼き立てパンは変わらず食べたい(?)」という
私の不思議な理由で、
夫に首を傾げられながらも購入した機械でした。
その後は休日の朝食パン作りや
ピザ生地、お菓子作りなどにも大活躍。
「ほら、買って良かったでしょ~」
と夫婦で話しながら、
食べていた風景が心に残っています。
![](https://www.kurashino-ne.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_8308.jpg)
娘が生まれてから
使う機会は激減しましたが、
ごくたまに使う時は
ちゃんと役目を果たしてくれていました。
でも機械がだんだん古くなってきたこともあり、
パン外側の生地の焼き上がりが
少々固いかな?と感じることも。
HBで焼くという工程はあきらめても、
パンやピザの生地を混ぜてもらうなら、
手ごねするより断然ラクだと考えて
ずっと持っていたのです。
「モヤモヤの理由」も考えてみた
ここ1年ほどHBを見ながら
「もしかしたらわが家にはもういらないかも?」
とモヤモヤした気持ちが。
そのモヤモヤの理由を改めて考えてみました。
①娘がHBのパンが嫌い
➁機械が使わないうちに年々古くなる
③必要な材料を新たに購入しないと使えない
赤ちゃんだった娘が
ある程度パンなど食べられるようになってきたころ、
HBでパンを焼いて食べさせたことがありますが、
反応があまりなく。
その後何回か食べさせましたが、
「パンが固く感じるからイヤ」とのこと。
ピザももともと好きではなく、
食べるお菓子も特定の種類のものが多いため、
わが家のHBで作ることができるものに、
娘の反応がイマイチでした。
![](https://www.kurashino-ne.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_8309-1.jpg)
パンを焼かなくても
何か生地作りに使えるとは考えつつも
結局使用頻度は少ないまま。
年々機械は古くなり、
今後さらに不具合も出てくるかもしれません。
さらに、パンを焼くためのイースト菌や
強力粉の賞味期限を以前切らしてしまい、
以降しばらく購入していませんでした。
HBを使う時は
必要な材料を揃えるところからスタートしなければならず、
さらに余るだろう材料も
使い切らなければなりません。
悩むときは理由を明確化して比べてみる
理由を比べてみると
モヤモヤの理由を今後解決するのはなかなか難しく、
わが家で十分活躍してもらったし、
もういいかなと腑に落ちました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230608/10/yuno-lwp/3b/a9/j/o0640086015295703469.jpg)
片づけの仕事をしていても
ものに対して割り切れない気持ちは
いっぱいあります。
とくに自分の思い出が重なるものは
持っていたい気持ちと
どこかモヤモヤした気持ちが入り混じったまま、
時間がだけが過ぎることも。
でもそれぞれの理由を明確にして比べてみたら、
自分にとってこのままの状態でいいのかどうかが、
見えてくるかもしれません。
お読みいただきありがとうございました!