
横浜市のライフオーガナイザー®、
山田由乃ともうします!
出身地・居住地:
秋田県秋田市生まれ、
両親が転勤族だったため1歳になる前に引越し、
神奈川県横浜市で育つ。
夫の転勤で香川県・埼玉県に住むが、
現在は神奈川県横浜市在住。
血液型・生まれ月:
A型・2月生まれ
趣味・好きなもの:
・ガーデニング(歴約20年)
・植物(道端にはえる草花も
どんな種類かと眺めちゃう)
・植物を暮らしに取り入れること
(屋上で育てた金柑の実を使って
お正月飾りを作ったりします。
以前習い事として花生け歴10年。
NFD1級取得歴あり、現在は退会。)
・古道具(古道具店巡りや
蚤の市にいくのも好き)
・インテリア(インテリアショップ巡り・
インテリア本を眺めるのも好き)
保有資格:
ライフオーオーガナイザー1級 /
整理収納アドバイザー2級 /
グリーンアドバイザー
小さい頃から片づけは好きだった
実家は転勤族で、ものの多い家で育ちました。
地方を点々とするなかで
増えたものもありましたが、
両親それぞれが持つものも多かったです。
勤勉な父が持つ本、新聞の切り抜き、
ビデオテープ。
母は書道の先生だったので、
大量の紙や筆、すずり、墨汁。
とにかくものに囲まれた暮らしでした。
お友達の家に遊びに行かせてもらうと、
すごくすっきりして見えて、
いつも「なんでうちは片づいていないんだろう。」
との思いが。
その影響か、私は片づけが好きでした。
小学生の時は友人の家の学習机を
一緒に片づけたことがあります。
その後友人のお母さんから
お礼を言われた私の母に
「余計なことをしてくるんじゃないの~!!
(うちはさして片づいてないのに)」
と言われたり。
思春期を迎えると、もの持ちの父と
片づけのことでよく衝突し、
取っ組み合いのけんかに発展したりしました。
とにかく私は
「自分は片づけが得意で、
父は片づけができない。」
「独立して自分の家に住むときは
絶対片づいた家になる」と思っていたのです。
自分の家が思っているより片づいてなかった
大学卒業後、百貨店に入社。
入社当初はインテリアや婦人雑貨を
担当することを希望したのですが、
配属されたのは「こども部門」の
こども靴担当。
祖父母・ご両親・おこさまが揃って
来店される機会が多い部門で、
一度にさまざまな年代のお客様に
対応することもしばしば。
また百貨店に関わる多くの取引先様など
多様な方々とのふれあいも、
私のコミュニケーションの糧になっています。
そのうち夫が香川県に転勤になり、
しばらくして百貨店を退社。
香川県高松市での生活をはじめました。
幼少期の経験からか、
当時はとにかく部屋の中にものが無い状態が
「片づいた部屋」だと信じ、
すべてしまいこむ収納方法に。
部屋の中にものがあまり出ていなかったので、
新居に遊びに来た友人に
「生活感無いね!」と驚かれることも。
でも収納の中は実は不要なものだらけ・・
私はものが見えないと
存在を忘れてしまうタイプなのに、
収納内にものをしまい込んで、
要・不要が何も分けられていませんでした。
その後転勤引越しの際には
不要なものを大量に捨てるはめに。
引越しのたびに梱包するのも大変で、
なんでこんなに片づいていないのだろうと
疑問に感じました。
そこで整理収納の情報や
インテリアの情報を読み漁り、
自分に合った方法を模索し続けました。
その中で出会ったのが
ライフオーガナイズだったのです。
「ライフオーガナイズ」と出会って
人を主役に「空間や暮らし、
人生を俯瞰し仕組化・最適化する」という
ライフオーガナイズの考え方。
人を主役に人に合わせて
ものや空間を合わせていく片づけ方。
これらを知った時、自分の家の片づけも
先入観や周りの情報にふりまわされ、
合わない方法でやっていたことが
思い当たりました。
また片づけで意見が合わず、
実家で父と親子喧嘩を
ひんぱんにしたことなどが
頭をかけめぐりました。
誰かがやっている片づけ方は
自分にとって正解とは限らないし、
自分の片づけ方が誰か周りの人にあうとは
限りません。
もし実家に住んでいる時に
ライフオーガナイザーさんに
色々とお話が出来たら、
不要な親子喧嘩が減ったのではと
ふり返ります。
自分の経験とライフオーガナイズの考え方で
片づけに悩む方のお役にたてるかもしれないと
考え、1級の資格を取得。
現在の活動を始めるに至りました。
今は自分や家族に合わせて
家の中を整えたおかげで
完全ワンオペ育児でも、
家やそれ以外のことを
スムーズにまわせています。
植物があることで自分の家だと実感できた
私がガーデニングを始めたのは
ちょうど19歳のころ。
植物好きの母が病気になったことをきっかけに、
ベランダに置いてあった
大量の植物の鉢植えの世話を
私が引き受けたことからでした。
最初は毎日の水やりだけだったのですが、
シーズンが終わった花があると、
新しいお花を買ってきて植え替えも。
そうしている間にだんだんと
植物を育てる魅力に自分がはまっていきました。
結婚後実家を離れ、香川県高松市に引越しした
その当日のこと。
作業後のトラックを見送った後
現地のホームセンターを探して行き、
新たな植物と鉢植え・土などを
買いそろえてきました。
見知らぬ土地での新生活に
大きな不安がありましたが、
ベランダに植物があると、
今日からここが自分の家だと
実感できたのです。
転勤中はずっとマンション暮らしでしたが、
ハーブを育てて料理にいれたり、
バラを育てるのにはまったり、
部屋には観葉植物・・・
育てる範囲がどんどん広がっていき、
その数は室内外で100鉢ほどに。
引越しの際に植物の鉢植えは
段ボールと違って重ねられないため、
トラックの後ろ半分は全て植物、
という事態に。
毎回引越しの見積もりのたびに
引越し業者さんに驚かれていました。
自分と暮らしにあう植物を、とり入れるお手伝いがしたい
現在の家に引っ越してきたとき、
植物を育てるスペースが庭と屋上があることで広くなり
とっても嬉しくなりました。
そこで何も考えずに、植物の種類や数を
急激に増やしたことがあります。
その結果、育てる場所の環境に合わないものは、
どんどん枯れていきました。
さらに一つ一つに目が行き届かず、
水やりを忘れて枯らしてしまったり、
鉢や土の置き場所を管理しきれなかったり・・・
楽しいはずの植物との暮らしがどこか負担になり、
疲れてしまいました。
そんな経験から、
自分がどこでどんな植物を育てたいのかきちんと考え、
植物のお世話に避ける時間を見直して、
種類や数を管理するようにしました。
また植物を置きたい(植えたい)場所の
日当たりや風通しなどの環境、
一緒に住む家族の思いや動線もきちんと考えて、
植物を選び配置するようになりました。
植物は買って終わりではなく、
維持が必要です。
お世話を負担なく続けるための
道具や資材の収納や
暮らしの中で水やり時間の分配も大事。
植物との暮らしは片づけと通じるところがあるように思います。
植物と心地よく暮らしたくても
「すぐ枯らす」「植物を育てる能力がない」と話される方に
自分と暮らしにあう植物をとり入れてもらい、
長く楽しく育て続けてもらいたい。
植物との暮らしを通じて
新たな世界の広がりを感じてもらいたいなと思っています。