ライフオーガナイザー®の山田由乃(ゆの)です。
植物と心地よく暮らすための収納・片づけ・管理の仕組みづくりをサポートしています。
このブログでは、植物のある暮らしを始めたい方へのヒントや
日常のことを綴っています🌿
観葉植物を枯らしてしまって、
“私には無理かも…”と思っていませんか?
でも枯れたのは「自分がダメ」だからではなく、
暮らしと植物の相性が合わなかっただけかもしれません。
今日は、その経験を次につなげるための3つの視点をご紹介します。
枯れてしまった原因を考えてみよう
植物が枯れたとき、落ち込む前に
「なぜ枯れてしまったのか?」を振り返ってみましょう。
原因を知ることで、次にどんな植物を選べばいいか、
どんな工夫をすればいいかが見えてきます。

たとえば…
- 置き場所が合わなかった(日当たりが強すぎた/暗すぎた)
- 水やりの頻度が暮らしに合わなかった(毎日必要だったのに続かなかった/逆にあげすぎた)
- 風通しや室温の問題(蒸れやすかった/乾燥しすぎた)
- 道具の配置が悪くて、使うのが面倒になり習慣化できなかった
植物が枯れた原因は「自分が不器用だから」ではなく、
暮らしと植物の相性がちょっと合わなかっただけ。
そこに気づくことが、次の一歩につながります。
自分の家の環境に目を向けてみよう
枯れてしまった原因が分かったら、
今度は「自分の家にはどんな特徴があるかな?」と
考えてみましょう。
私の家は南東向きの一軒家で、
夏に不在にすると室温がすごく上がり、
蒸れで植物をだめにしてしまったことが何度もありました。
その経験から、不在時はエアコンのタイマー機能を利用したり、
サーキュレーターを回しっぱなしにするように。

でもそれだけでは不安なので、
そもそも蒸れに弱い植物は選ばないようにしたんです。
こうした工夫と選び方をセットにすることで、
だいぶ枯らすことが減りました。
他にも…
- 水をあげすぎて根腐れした → 乾燥に強い植物を選ぶ
- 暗い部屋で枯れた → 耐陰性のある植物を選ぶ
- 毎日の水やりができなかった → 週1回でも大丈夫な種類にする
などなど。
大切なのは「わが家の環境や暮らしのリズムに合う植物を見つける」こと。
暮らしに寄り添った植物選びができれば、
自然と育て続けられます。
お世話を続けられる仕組みを整えよう
もうひとつ大事なのは、暮らしの中でお世話を
「習慣化できる仕組み」をつくること。
個人の性格ではなく、仕組みがあれば自然と続けられます。

例えば…
- 家事ルーティンの中に「水やりチェック」を組み込む
- じょうろやハサミを“使う場所のそば”に置いて、すぐ手に取れるようにする
- マスキングテープやカレンダーで「水やり日」を見える化する
ちょっとした工夫で「忘れにくい」「面倒に感じにくい」仕組みができます。
そうすると「できた!」という小さな成功体験が積み重なり、
植物との時間がもっと心地よくなるんです。
植物を枯らしてしまった経験は、
決してマイナスではなく次へのヒントです。
「原因を考える → 環境を整える → 仕組みをつくる」
この3ステップで、また一歩前に進めます。
植物は自分や暮らしに合うものを選んで
“ご機嫌に長く育てられること”が大切だと考えています。
お読みいただき、ありがとうございました!
講座のご案内
「そもそも、うちではどうして枯れてしまったんだろう?」
「どんな植物なら私でも育てやすいかな?」と思ったら、
オンライン講座《植物と暮らすファーストステップ》へ。
👉 植物と暮らすファーストステップ(オンライン講座)はこちら
ワークシートを使って一緒に整理することで、
“わが家に合う植物とお世話の方法” が見えてきます。
「自分にもできる!」という安心感を持って、
植物との暮らしをスタートしてみませんか?