冬は“がんばらないお世話”でOK。観葉植物を守る3つの見直しポイント

ライフオーガナイザー®の山田由乃(ゆの)です。
植物と心地よく暮らすための収納・片づけ・管理の仕組みづくりをサポートしています。
このブログでは、植物のある暮らしを始めたい方へのヒントや
日常のことを綴っています🌿

寒さが増す冬は、観葉植物の成長もゆるやかになります。

いつものお世話を続けるより、
少しペースをゆるめるのが元気に育てるコツ。

がんばらなくても元気に観葉植物が冬を越せるための、
お世話の見直しポイントを3つご紹介します。

目次

置き場所を見直して、寒さから守る

冬の夜は暖房を切ってしまえば、
室温がさらに下がります。

窓辺や床付近は冷気の影響を受けやすいので、
植物を窓から少し離したり、
鉢用のスタンドやキャスターなども活用しながら、
床の冷え対策を行うことをおススメします。

窓からの冷気には注意

もともと暖房を付けない場所に
植物を置いている場合も要注意!

以前私は暖房をつけない戸建て1階玄関に、
寒さに弱いエバーフレッシュを置き去りにして、
パラパラ葉を落とさせてしまったこともありました…

お持ちの植物が寒さにどれだけ耐えられるのか、
「耐寒性」をネットなどで改めて調べ、
植物に合う環境を知ることが大事です。

逆に、

・暖房の風が直接植物にあたり、葉がカラカラに乾燥しやすい
・床暖房で床に置く鉢がぬくぬく温められ続ける

状況にも注意が必要ですね。

環境を整えていれば、肥料はお休みでも大丈夫

冬は根っこの動きが鈍く、
栄養を吸収しにくくなっています。

肥料を与えると、植物の根を傷めてしまうこともあるんです。

薄めた液肥をあたえるという話もありますが、
置き場所、日当たり、風通しなどの環境をきちんと整えていれば、
肥料を与えなくても植物はゆっくり元気に過ごせます。

神奈川県在住の私は
肥料を与えるのは毎年5月~10月末ぐらいまで。

冬は手をかけるより、少し引いて見守るくらいが、
植物にも人にもラクだと感じていますよ。

冬の剪定はお休み。気になる枝は春まで見守って

庭木などの落葉樹は冬に剪定することがあります。

でも観葉植物は暖かい地域にもともと自生する
常緑のものが多いんです。

冬の時期は成長が緩やかになりますが、
完全に休眠しているわけではありません。

寒い時期に剪定してしまうと
植物にダメージを与えることも…

地域にもよりますが、
11月~4月くらいまでは剪定をせず、
枯れ葉の除去などでとどめることをおススメします。

切りたい枝葉がある場合は、
地域にもよりますが、
翌年の5月以降など暖かい時期に持ち越してみては
いかがでしょうか。

「切らない勇気」もお世話のひとつなんですね~。


冬の植物は”手をかける”よりも”見守る”方がおすすめです。

植物も人もゆるやかに過ごす時間を大事にしてみてはいかがでしょうか。

お読みいただき、ありがとうございました!


観葉植物の冬のほこりケアの記事はこちらから↓

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山田 由乃のアバター 山田 由乃 ライフオーガナイザー/グリーンアドバイザー

個人宅のコンサルティング型お片づけサポートと
グリーンのスタイリングを手掛ける
『kurashino-ne-』を主宰。
植物とのすっきり心地よい暮らしで
ウキウキな毎日を送ってもらいたいと活動中。
プライベートでは小3の娘と夫の
3人家族。

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