【前編】“これから”より“いま”に合う家具を。ダイニングテーブルを見直そうと思った理由

ライフオーガナイザー®の山田由乃(ゆの)です。
植物と心地よく暮らすための収納・片づけ・管理の仕組みづくりをサポートしています。
このブログでは、植物のある暮らしを始めたい方へのヒントや
日常のことを綴っています🌿

結婚当初から15年以上使ってきたダイニングテーブルを、
このたび新しくすることにしました。

暮らしや家族の形が変わる中で、
今のわが家に合うものに見直したいと思ったからです。

今回の記事では、
なぜダイニングテーブルを見直すことにしたのか
そのきっかけと、思いを振り返ってみたいと思います。

目次

「理想の暮らし」で選んだ、結婚当初のダイニングテーブル

以前のダイニングテーブルは、
結婚した2009年、
夫の転勤で住んでいた香川県から神戸まで行き、
購入したもの。

天板のサイズが1400×850mmほどで、
実はエクステンションで1440mmまで広がるものだったんです!

新婚当初の家でのダイニングテーブル

「これから家族が増えるかもしれない」
「友人を家にたくさん呼ぶかもしれない」
と、”理想の未来”を想定して選んだものでした。

転勤族なのに大きめの家具を選んだのは、
今思えばかなり大胆(笑)

当時は、“これからの理想の自分像”を基準に
家具を選んでいたんですね。

転勤生活の中で気づいた、“自分らしい暮らし方”

転勤を繰り返しても、
たまたま広めのダイニングがある家に住むことが多かったので
なんとか置けていました。

ただ引越しの度に傷やぐらつきが増え、
椅子の座面も不安定に。

そして少しずつ分かってきたこともありました。

それは「自分は大勢の友人を頻繁に呼ぶタイプではない」ということ(笑)

1人娘と家族中心の静かな時間が心地よく、
広いテーブルを持て余すようになりました。

“理想の暮らし”と“今の暮らし”に
ズレを感じるようになってきたんです。

今の家で感じた“暮らしとのズレ”

2018年に引っ越した現在の家。

ダイニングのスペースは、2300mm×2700mmほどの
正方形に近いコンパクトな空間です。

ダークウォルナットのテーブルの重厚感が重く感じ、
太めのテーブルの脚を含め、
「圧迫感が出ているな」とずっと思っていました。

娘が子ども用の椅子を使っていたので、
テーブルをキッチン側につけて使用していたんです。

ところが今年に入り小学3年生になった娘が、
「子供用の椅子を卒業して、ママと同じ椅子がいい」と
言い出しました。

子供用の椅子を手放したことをきっかけに
レイアウトを変更。

ダイニングの真ん中にテーブルを置いて、
奥の観葉植物側へ動線を広げられるようになりました。

ただテーブルの大きさもあり、
通路は狭いまま。

さらに日々の掃除でルンバを稼働させる前に
4脚の椅子を持ち上げるのですが
重さや形から持ち上げにくく、
小さなストレスがずっと続いていたんです。

暮らしに合わない使いづらさが積み重なり、
テーブルの見直しを強く意識するようになりました。


長く使ってきた家具には思い出があるからこそ、
手放すのは少し勇気がいること。

でも、“少し使いづらい”、“なんとなく合わない”という小さな違和感は、
暮らしが変化しているサインなのかもしれません。

次回はそんな気づきをもとに、
家族でどんなふうに話し合い、
考えを整理して新しいテーブルを迎えるに至ったかを
お話します。

お読みいただき、ありがとうございました!

後編はこちらから↓
【後編】“いまの暮らし”に合うダイニングテーブルを形にして。理想の家具ができるまで



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山田 由乃のアバター 山田 由乃 ライフオーガナイザー/グリーンアドバイザー

個人宅のコンサルティング型お片づけサポートと
グリーンのスタイリングを手掛ける
『kurashino-ne-』を主宰。
植物とのすっきり心地よい暮らしで
ウキウキな毎日を送ってもらいたいと活動中。
プライベートでは小3の娘と夫の
3人家族。

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