ライフオーガナイザー®の山田由乃(ゆの)です。
植物と心地よく暮らすための収納・片づけ・管理の仕組みづくりをサポートしています。
このブログでは、植物のある暮らしを始めたい方へのヒントや
日常のことを綴っています🌿
先日、園芸店のスタッフさんに
エアプランツについて話を聞いているとき
「最近、実は最後のエアプランツを枯らしてしまったんです」
と聞きました。
「(園芸店で働いていて)教える立場なんですけどね」
と笑っていましたが、
私も同じような経験が多々あるので、
うなずきが止まりませんでした。
植物を育てていると、うまくいかないこともあります。
私もこれまで何度も枯らしてきましたが、
そのたびに、少しずつ考え方が変わってきました。
リベンジをやめた理由
かつて枯らしてリベンジした「コーヒーの木」。
今年、またカイガラムシが発生して弱ってしまい、
手放しました。
以前もだめになった時と理由は同じ。
薬剤を一生懸命使うことに気が引けたこともあり、
「もういいかな」と感じたんです。
以前の私なら、「次こそは!」と
同じ植物をまた買っていたと思います。
でも今は、”リベンジ”をやめました。
それは、
「何でも育てられる人にならなくていい」
「自分の暮らしに植物が馴染んでいればいい」
と、だんだん思ってきたからなんです。
暮らしと植物、ちょうどいい距離感
わが家で残っていくのは、
- 水やり頻度がほどほど
- 夏や冬の不在時の室温、通気性に伴う蒸れに耐える
- 害虫がついてもすぐに弱らない
- 耐陰性がある
そんな植物たちです。

環境や自分の暮らしとの相性を見ながら、
無理のない範囲で育てられるものを選ぶようになりました。
植物の種類をあれこれ増やすより、
自分や暮らしに合う植物を選んで育てる。
植物と暮らしとのバランスが取れている方が
自分にとって心地よいと感じています。
なんでも育てられる人にならなくてもいい。
植物を通して、自分のペースを大切にできるようになること。
その感覚を、これからも大切に育てていきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
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